スマートフォンやタブレットの色々な機能を条件に応じて自動で実行してくれるAndroid用アプリ ‘Tasker’ をご存知でしょうか。
「Tasker系アプリ」というカテゴリーが出来るほど、この分野の草分け的なアプリなのですが、かつてはインターフェースもユーザーガイドも全てが英語でしが多言語に対応しており現在は日本語にも対応しています。ただし、この記事を執筆している時点では私の環境では日本語版のユーザーガイドファイルが開けずエラーが出るなどまだ完全ではないようです。
それでもTaskerを使ってみたいという方のために日本語版のユーザーガイドを作ってゆこうと思います。みなさんがTaskerとともに快適なスマホライフを送っていただける一助になればと思っています。
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導入方法
TaskerはGoogle PlayストアまたはTasker公式ウェブサイトからダウンロード出来ます。
Google Playストアでは常に最新リリース版のアプリを入手することが出来ます。リンクをタップするだけで自動的にインストールまで行ってくれるので、特に理由が無ければこちらを利用するのが良いでしょう。
Tasker公式ウェブサイトからは最新ベータ版と古いバージョンのアプリも入手可能です。ただし、APK形式のファイルでの提供となりますので、別途インストール作業が必要になります。古いAndroidのバージョンのスマホにTaskerをインストールするような場合にはこちらを利用してください。ちなみに、公式ウェブサイトは英語ですがTaskerの開発の歴史やフォーラムへのリンクなど関連情報の宝庫ですので、一度のぞいて見るのも良いかもしれません。
Taskerって何?
さてこのTaskerですが、一体どのようなアプリなのでしょうか。
Task(仕事)-er(する者)というくらいですから、さぞかし働き者なのだろうと思うかもしれませんが、実はこのTasker、インストールしただけでは何の役にも立ちません。では何のためのアプリなのでしょうか?
例えばカレンダーアプリですが、これをインストールして「さて、何をするアプリなんだろう?」と悩む人は少ないでしょう。音楽プレーヤーにしても、フォトアルバムにしてもその目的は明確です。なぜならこれらのアプリが「専用アプリ」だからです。つまり、何か特定の目的のために作られたアプリだということですね。
これに対して、Taskerは色々な仕事ができるように作られた、いわば「汎用アプリ」なので、ユーザーが使用目的を決めるまでは何の仕事もしてくれないのです。汎用アプリとはいえ専門とする分野はあります。Taskerの場合、ざっくりと言えばスマホの操作です。
では、実際にTaskerでスマホを操作する方法を見ていきましょう。
日本語で使う場合の注意点
Taskerは初期状態では使用言語はご使用の言語にローカライズされています。ただし、多言語にも対応しているので設定画面から切り替えて使用することが出来ます。
選択できる言語は、英語、フランス語、ドイツ語、ロシア語、中国語(簡体字)、スペイン語、イタリア語、ポルトガル語(ブラジル)、中国語(繁体字)、ベトナム語、チェコ語、日本語、トルコ語、ウクライナ語、韓国語となっていす。
使用言語を設定するとUI(ユーザーインターフェース)が選択した言語で表示される様になります。また、Taskerのメニューからユーザーガイドを開いたり、機能の説明をポップアップヒントのように表示することができます。
各国語のユーザーガイドは言語ごとに別ファイルとして用意されていて、ネット経由で参照するかファイルを端末にダウンロードして参照するかを選べる様になっています。ただし注意していただきたいのはTaskerを日本語化して使う場合、本稿執筆時点では、UIの日本語化はそれなりに使えるレベルで実装されているものの、日本語のユーザーガイドはダウンロード先から提供されるZIP形式のファイルが破損していて解凍することが出来ないため、表示しようとするとエラーが出て見ることが出来ません。ポップアップヒントにもこのファイルを利用しているようで、日本語の設定でポップアップヒントを表示しようとしてもただ真っ白なウインドウが表示されるだけです。
つまり、UIを日本語で利用するにはユーザーガイドの閲覧とポップアップヒントを諦めなくてはならず、たとえ英語でもユーザーガイドとポップアップヒントを表示させようとするとUIも英語のままというジレンマに陥ります。
どちらの方法を選ぶかは実際にTaskerを使われる皆さん次第なのですが、私の経験から言わせていただくと高校生程度(優等生でなくても大丈夫です。私もまた然りです・・・)の英語の読解力があればUIを理解するのは難しくありませんし、Taskerで作業するにあたってはユーザーガイドを参考にする機会が断然に多いので言語の選択は英語のままにして使うことをお勧めします。それでも日本語のUIを諦めきれないという方には次善の策として、UIを日本語化しポップアップヒントは諦めるもののユーザーガイドについてはブラウザを使って英語版を参考にするという方法もあります。
初期設定
では早速使ってみましょう。ここではGoogle Playストア版のTaskerのインストールが済んでいる状態からの説明になりますので、インストールがまだの方は上記のリンクからダウンロードおよびインストールをお願いします。
インストール後初めてTaskerを起動すると各種初期設定画面が表示されます。初期設定画面の解説に従って設定をしてください。
以前は設定メニューの中にBiginner mode(初心者モード)という項目があってそのオン/オフで初心者モードと通常モードに切り替えられる様になっていて初心者モードでは使用できる機能が制限されていたのですが、現在のTaskerでは初心者モードに相当する設定はTasky(タスキー)、通常モードに相当する設定はTasker(タスカー)と呼んで全く異なる機能とUIが割り当てられています。TaskerとTaskyはいつでもメニューから切り替え可能となっています。
Taskyでは既存のライブラリから既に作成済みのデータを読み込んで使用する様になっているのに対し、Taskerでは本来のTaskerの機能である目的に応じてデータを作成する為のUIが提供されています。
このサイトではTaskerの解説をメインに進めて行きます。

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